できるかできないか

できるかできないか

突然ではありますが、特許権の存続期間は特許出願の日から20年です。
ですが、医薬品や農薬は、存続期間の延長登録のあったものは最長5年の延長が可能です。

第六十七条  特許権の存続期間は、特許出願の日から二十年をもつて終了する。

第六十七条の二  特許権の存続期間の延長登録の出願をしようとする者は、次に掲げる事項を記載した願書を特許庁長官に提出しなければならない。

以上を踏まえて「特許権は延長が可能か否か」と問われたらどう答えますか?
以下の2パターンが考えられるでしょう。

  1. 可能。医薬品や農薬は延長できるため。
  2. 不可能。ただし、医薬品や農薬という例外有り。

日本語的にはどちらも間違っていません。
原則に目を向けるか、例外の条件に目を向けるかの違いです。

さて、ビジネスの場合だと相手の要求に対して「可能です。ただし○○をご用意下さい」のように、可能であることを伝えて、そのための条件を後で提示する場合と、「不可能です。ですが、○○を用意いただけたら可能になります」のように、現在の条件では不可能であることを伝えて、可能になる条件を後から提示する2種類の返答の仕方があります。

私の場合ですがデータなどをいただかないとできない追加作業が発生しそうな場合、「データを頂けたら作ります」みたいな条件付きOKは出さないと決めています。
依頼側は深く考えずに言って来てたりするので、条件付きOKを出すと、相手が勝手に「OK」だと思ってトラブルになったというケースがあるからです。

広告代理店からの仕事だったのですが、データをいただけないとその仕事は進みませんので、データを手配していただけるものだと思っていました。
にもかかわらず、相手はこちらが仕事を進めていると思っていて、勝手にクライアントと約束だけ取り交わしていました。
制作会社やデザイナーの方だと、こういったトラブルは経験しているでしょう。

作業が新たに発生すると、その分費用が発生します。
その分を追加で頂ければ良いのですが、そうでないなら持ち出しで作業をする羽目になっていまいます。

「条件付きでOK=条件が満たされない限りNG」な訳ですから、まず「できない」と断ります。
その上で、条件を伝えた上で契約を結びなおす、というような身の守り方をしないと損をするだけになってしまいます。
それに文句を言ったり、ゴネるようならそういったクライアントとは付き合わない方が良いでしょう。

フリーランスのデザイナーさんなんかだと、クライアントや広告代理店よりも規模が小さいため、侮られてなのかは分かりませんが、いい加減な対応でダラダラと引き伸ばされてしまうなんてことがあります。
損をしないように、特にご注意ください。

ご依頼やご相談、お問い合わせなどはこちらより受け付けております。
初回のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください