アメとムチ

アメとムチ

マウスを使った実験でこういうものがあるそうです。
T字路のTの下の部分にマウスを置いて、突き当りを左に進ませることを覚えさせたい。
そのために次の3パターンを用意したというものです。

  1. 左にエサ、右に電気ショック
  2. 左は何もなし、右は電気ショック
  3. 左にエサ、右は何もなし。

さて、一番効果的なのはどれでしょうか?

1は左に行けばエサにありつけ、右に行けば痛い思いをするというどちらの選択肢からも学べるので一番効果が高そうですが、実際は3なんだそうです。

1と2は実験を繰り返すうち、動かなくなってしまった上に、ストレスから胃潰瘍になったということです(マウスも胃潰瘍になるんですね)。
電気ショックはアメとムチで言うとムチに当たるのでしょうが、アメにありつくよりもムチを避けるという行動に出たということでしょう。

これを会社の組織に例えると、失敗などに対するペナルティや過度な叱りつけを行うことで、結局何もしない方が自分が痛い目を見ずにすむと、動かない従業員に育ってしまいかねないと考えられないでしょうか。
もちろん、叱るべき時に叱ることは必要でしょうが、動く動機にはならないと言えるでしょう。
止めさせるには叱る、動かしたいなら褒める、マウスと人間は違うかもしれませんが、マウスの実験からはそう感じました。

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