イノベーションについて思うこと

イノベーションは必要か?

言葉だけが独り歩きしていて、「なんかすごい!」「イノベーションできたら儲かる!」みたいな感じで使われているのを散見して、思ったことをいくつか書きます。

論点1

この記事を書いているのは2015年、平成27年です。
時代区分で言えば現代になる訳ですが、古代(古代の定義も色々あるのでそこには触れません)に分類される時代の人が「俺たちは古代人だぜ」とは思っていなかったでしょうし、中世(中世の定義も人によって異なるのでそこには触れません)に分類される時代の人も当時は現代に生きていた訳です。
今から数百年後には、現代も現代以外の時代区分をされているでしょう。

さて、イノベーションを起こすという言い方に非常に違和感を感じています。
なぜなら、イノベーションというものは結果から見ての評価だと思っているからです。

新しい商品・サービスをリリースして、それが受け入れられた。
そうなって、後々にイノベーションだったという評価をされるものだと思います。
例に挙げた、現代も時代が進めば何かしらの名前が付けられるのと同じです。

論点2

イノベーションを起こすという表現にも、後からの評価であるという視点以外の違和感を感じます。

プロダクトイノベーション・プロセスイノベーション両方に言えることですが、イノベーションを起こさなければ利益が出ない訳ではないし、起こせば必ず利益が出る訳ではありません。
新しい切り口を打ち出さないと利益が出ないのか?新機軸を打ち出したら必ず利益が出るのか?と言い換えてみたら分かると思います。

「イノベーティブでもなんでもないものの利益が出る商品」と「イノベーティブだが売れない商品」であれば、前者の方が良い訳です。
つまり、イノベーティブであるかどうかは目的ではありません。
あくまでも、イノベーションは手段だということですので、「イノベーションを起こす」という表現にも違和感を感じる訳です。

論点3

「イノベーション」という言葉の程度に関してです。
意味はともかく、程度に関しては人によって幅がありそうです。
「革新的に変わる」「今までに全く存在しないもの」というような意味ではなく、「目先を変える」「ユニーク」程度の意味なら、論点2の文章は「すみません取り下げさせていただきます」ということになります。

以上、イノベーションについて思ったことを書き連ねました。

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