カレーはやめてトンカツにする

カレーはやめてトンカツにする

カレーを注文されて、注文通りにカレーを作って出したら「やっぱりトンカツにしてくれ、カレーの代金は払わない」なんて、まかり通りませんし、そんなことを言う人はそうそういないでしょう。
確実にトラブルになって、下手したら通報ものです(警察は民事不介入ですけど)。

契約してから内容が変わるとか、まかせるの一点張りで、納品時になってひっくりかえすようなことを言い出すとか、デザイン業界では珍しいことではありません。
受注してからの仕様変更というのはないかもしれませんが、最初から無理な条件での注文というのは製造業でも珍しくない話でしょう。

しかし、愚痴を言うだけでは何も変わりません。相手も悪意があってのことではなく、金を払っているクライアントだから(払うのは担当者ではなく、相手企業なんですが)当たり前だと思っていたり、そもそも制作工程が分からないためにどれだけの手間や費用が発生するのかが分かっていない訳ですから、そのままにしておいたら要求がエスカレートして余計に悪くなることはあっても、良くなることは絶対にありえません。
ですから、こういったことがおかしいと、ちゃんと本人に伝えないと分かってはもらえません。

それが難しいのであれば、後から何か言われたら追加注文として新たな契約を結ぶ。あるいはそもそも後から混ぜっ返さないようにきちんと契約書を取り交わしておくなど、自衛策が必要です。
個人事業主の方や、小さい会社などは契約書を取り交わさずに、よく言えば相手の善意を信頼する、悪く言えばなあなあで済ましているケースもあるでしょう。
ですが、サービスを提供して対価を頂き、その対価が費用よりも大きくならないと、当然ながら利益は出ないということはちゃんと認識していないといけません。

無理な案件、無茶なクライアントを断って、一時的に売上が下がるかもしれません。ですが、それって後退でしょうか?儲からない受注、面倒な受注をしなくてすむこと、そういった判断ができるようになること、断ることができるようになることは、私は前進だと思っているのですが。

ご依頼やご相談、お問い合わせなどはこちらより受け付けております。
初回のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください