スーツと常識

シングルループ学習とダブルループ学習について、中小企業診断士の試験を受けられた方は勉強されたはずです。
普段の生活においても、意識するしないは別として、その2つを使い分けていると思われます。

スーツと常識

ある企業の経営者の方とお話していた時のことです。
その企業は通常来客がありませんし、業務内容を考えるとスーツである必然性はありません。
ですが、その経営者の方は仕事をするときはスーツでなくてはいけないという考えでした。
それ自体は別に悪いわけではないのですが、業務内容や効率性を鑑みて選択した結果ではなく、「仕事はスーツが常識だから」そうおっしゃっていました。

常識だから。
慣例だから。
何となく。
考えずに決めたことは、通常省みられることがありません。

さて、現在の経営状態というのは、過去の選択の結果です。

こういう事業を始めよう。
ここに事業所を構えよう。
誰を採用しよう?
どう仕事を割り振ろう?
今行うべきタスクは?

大きなことから小さいことまで、過去に選択してきたことの積み重ね、そしてそれらの結果が現在の状態です。

いままで多くの選択してきた中で、どれだけ考えた末の選択だったでしょうか?
今まで当たり前だと思ってやっていることも、その選択に必然性はあるのか?論理的に正しいか?行わなかったらどうなる?他に選択肢はないのか?
全ての事象においてゼロベースで考えるのは難しいと思いますが、そうやって考えたものなら分析が可能ですので、つまづいた時だけでなく、成功した時も立ち返って原因や理由を特定し次以降に繋げる、といったことが可能になります。

ちなみに、社長の他に1人だけスタッフの女の子がいたのですが、「お客さんが来ようが来まいが、仕事ならスーツが当たり前」と社長がおっしゃるのを聞きながら、「この子は私服やけどなあ」と思っていました。
服装はどうでも良いのですが、自分の考えが徹底できていないという点は問題ですね。

ご依頼やご相談、お問い合わせなどはこちらより受け付けております。
初回のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください