ナポレオン・ボナパルトと歴史と経済の話

ナポレオン・ボナパルトと歴史と経済の話

5月3日は憲法記念日、5月5日はナポレオン・ボナパルトの忌日ということで、強引かもしれませんがナポレオンと法律についてちょっと書きたいと思います。

ナポレオン・ボナパルトは軍人としてのイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、1799年に軍事クーデターを起こし、統領政府を樹立して自ら第一統領となったナポレオンは、1804年フランス民法典(いわゆるナポレオン法典)を公布しています。
「万人の法の前の平等」「国家の世俗性」「経済活動の自由」「信教の自由」等の近代的な価値観を取り入れてた近代市民社会の法の規範となった法律で、日本でも旧民法編纂の際に参考にされました。

このフランス民法典は、1789年に勃興したフランス革命当時のフランス、およびヨーロッパが近代化に向かっていたという背景があって作られたといえるでしょう。
このように、歴史というものは原因があって、それに対して何らかのアクションを取って、その結果がある。
そしてそれが過去から現在までずっと連綿に続いているものであるということは、疑う余地がないと思います。

歴史が嫌いという方は、おそらく因果関係や背景を無視して、ぶつ切りにした事象だけを(年号込みで)覚えさせられたためにとっつけなかったというのも理由としてあるのではないでしょうか。
歴史に残る程の大きな事象が、意味もなく行った行為によるものということは普通に考えてありえません。
全ては背景があって、原因があって、結果がある話で、それらを踏まえて考えると理解しやすく、覚えやすいのではないかと思います。

さて、話は大きく変わりますが、経済と聞くとどういったものをイメージされるでしょうか?
株式や為替、景気、それとも自分とは関係ないことと思っていらっしゃる方もおられるかもしれません。

別に経済とはなんぞやとか言いたい訳ではありませんし、学問としての経済学に関してあれこれ語る知識もありません。
ここで言いたいのは、経済活動とは「原因があって、それに対して何らかの施策を行った結果である」ということです。
つまり歴史と同じです。

規制緩和だとか、「○○法施行」だとか、金利がどうしたとか、それだけを見ても分からないでしょう。
その背景があり、原因があり、結果(ねらい)が必ずあります。
狙い通りの結果になるかどうかはともかく、基本的にロジカルな思考に基づいて経済は動き、そしてそれに対して施策を行います。

経営を行うに当たって、現在のマクロ的な状況と今後の状況をある程度考えた上で経営判断をしていただきたいと思います。
世の中は望まなくてもどんどん変わっていきます。
それを全く把握できないと、適切な経営判断をすることができません。

経営者は歴史好きが多いという話がありますが、その真偽のほどはさておき、経済動向を歴史と同じように因果関係を考えて見てみてはいかがでしょうか。
歴史に興味があるならば、あるいは単なる歴史小説好きであったとしても、とっつきやすくなると思います。

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