フォーカス

フォーカス

本日は中小企業診断士試験の2次試験の合格発表日でした。
合格された皆さん、おめでとうございます。

中小企業診断士試験の、特に2次試験は少ない回数ですんなり合格する方もいらっしゃれば、なかなか結果の出ない方もいらっしゃいます。
両者に色々と異なる点はあるのでしょうが、一つにフォーカスが当たっているところが違うと感じることがあります。
これは試験問題に対して、勉強に対してだけではなく、普段からそうなんだと思います。
緊張したり、制限がある中で普段通りにいかないのが試験ですから、普段できていないことが試験でできる訳がありませんね。

さて、フォーカスという点に話を戻しますが、これがずれると物事の評価が全く正反対になってしまうことがあります。

ネズミが大量に出て困るから猫を飼おうとなった場合(そういう状況があるのかは分かりませんけど)、鄧小平の言うように白い猫であれ黒い猫であれ、鼠を捕るのが良い猫だということになるはずです。

  1. 見た目はかわいくないけど、ネズミをバリバリ捕る猫
  2. 非常にかわいいけど、ネズミを全然取らない猫

見た目とネズミを捕る撮らないという点がそれぞれ正反対です。
本来の意図からすると、1の方が評価が上ということになります。
ですが、見た目にフォーカスが当たっていると、役に立たない猫の方が評価が上になってしまいます。
「でも、見た目も大事…」と言い出すと、プライオリティそのものがおかしかったり、論理的にものを考えられなかったりという話になってしまいますが、本筋から外れますので割愛します。

フォーカスがずれているというのは、もちろん中小企業診断士試験だけの話ではありません

  1. 費用は低いが、売上への影響は微細、あるいは効果がないかもしれない。
  2. 費用はかかるが、その分の売上向上が見込める。

なんて話があったとして、費用の方にフォーカスが当たってしまうと1を選択してしまうことになります。
費用に着目してしまったがために、その費用が無駄になるかもしれないというパラドックスに陥ってしまうということです。

最初はある目的をもってスタートしたことが、本来のゴールがどこかに行ってしまう、途中から近視眼的になる、手段と目的が入れ替わる。
こういったことってビジネス上でも度々ありませんか?

ゴールを見据えた上で、常にフォーカスの当たっているところを意識して、軌道がずれないようにする。
そういったことができる企業は外部環境の変化に対応できるし、成長もできるのでしょう。
そして、そういったことが試験勉強においてちゃんとできていた方は、中小企業診断士試験で合格を勝ち得たのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、合格おめでとうございます。

フォーカスの当たっているポイントについての文章ですが、我ながら視点がブレていると思いました。

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