上位から下位へ

上位から下位へ

昨日は平成27年度中小企業診断士2次試験の筆記試験の合格発表でした。
努力が実られた方、おめでとうございます。

2次試験に初めて望まれた方は、海のものとも山のものとも分からないまま試験を受けることになったかもしれません。
10カ月強の期間がありますので、しっかりと準備をして来年の再チャレンジしてください。

複数回の挑戦で、今年も合格されなかった方のために少し厳しめのことを書こうと思います。

受験のプロと言えるようなベテラン受験生になら相当数の事例を解いているはずです。
事例を解く際に「この問題の答えは何か?」を考える訳ですが、その前段階のどうしたら合格できるか、何が求められているか…等を考えていないのではないでしょうか?

「この問題の答えは何か?」は、あくまでも試験会場で実際に試験を解いているときのオペレーションレベルの話であって、そこに行くまでに合格できる実力を身につけていなければ、合格の解答は書けません。
「この問題」に答えられるから合格できるのではなく、合格できる実力(見方、考え方、書き方)があるから「この問題」に答えられる訳です。

100m走とフルマラソンではスタートからゴールまでの距離が違うため、走るペースが異なります。
100mのペースでフルマラソンを走ることはできませんし、フルマラソンのペースで100mを走ると余裕を残して最下位でゴールすることになるかもしれません。

まず走る距離があって、目標タイムを設定します。
そうするとスタートからゴールまでのペースが設定できますので、それを達成できるようにするには…という、まずあるべき姿があって、実際に走ってみた状態との差を見つつ修正する。
つまり、ゴールを設定して、そのゴールを達成するために各オペレーションをどのようにするかという風になるはずです。

ですから中小企業診断士2次試験も、「どうやったら合格できるか」等の上位のレイヤーから、「こういう時はこう答えよう」みたいなオペレーションレベルに向かってブレイクダウンしていく必要があると思うのですが、いかがでしょうか。

ご依頼やご相談、お問い合わせなどはこちらより受け付けております。
初回のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください