古典に学ぶ(吉田松陰)

古典に学ぶ(吉田松陰)

高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋など、多くの明治の元勲を輩出した松下村塾を開いた吉田松陰は多くの名言を残しています。
ビジネスにも大いに役立つと思いますので、いくつかご紹介したいと思います。

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。

私個人はこれを理想論や精神論だとは受け取っていません。
例えば、提供する商品・サービスによっては、起業した時の自社(商品・サービス)の市場ニーズはゼロ、あるいはそれに近い状態というのもありえます。
市場に対して自社(商品・サービス)のニーズを作っていかなくてはいけない訳ですが、事業が軌道に乗るまでの大変な時期を過ごすにあたって、夢や理想がなく、単に儲かるから始めたというような企業の仕方や事業の選び方で、果たして乗り越えられるでしょうか。
また、儲かるから始めたというような企業の仕方や事業の選び方で、同業他社より顧客満足度を上げて、競争を勝ち抜けるでしょうか?

一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、
一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う。

時間の大切さと、物事をコツコツ続ける大切さを唱えている訳ですが、実際の業務において、無駄になっている時間を1年単位で計算されたことはおありでしょうか?

年間240日働くとして、10分無駄な作業があるとします。
年間2400分の無駄、つまり40時間、1日8時間勤務に換算したら5日分の無駄が発生していることになります。
同条件で従業員が10人だったとしたら、1年間で400時間、50日分ですから、もはや学生の夏休み並みですね。

過ちがないことではなく、
過ちを改めることを重んじよ。

体制、商品・サービス、その提供の仕方等々、現状を維持しつづけても会社の維持・発展は難しいでしょう。
会社の維持・発展のためには新しい挑戦を行わないといけない訳ですが、そうなると当然失敗や選択ミスだって起こり得ます。

こういったことをゼロにするのは簡単ですね、今までとは違うことをしなければ良いのです。
ですが、それでは会社の維持・発展はできません。

新しいことへの挑戦による失敗やミスをなくすことではなく、起こった失敗やミスから失敗が起こらないように、ミスをなくすようにすることが大切でしょう。

ご依頼やご相談、お問い合わせなどはこちらより受け付けております。
初回のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください