古典に学ぶ(孫子)

古典に学ぶ(孫子)

春秋時代に孫武によって記された孫子は兵法書として有名なだけではなく、現代においてもビジネス書として多くの方に読まれています。
その孫子からいくつかビジネスにも役立ちそうな言葉をピックアップしてみました。

智者の慮は必ず利害に雑う

簡単に言えば、智者はものごとをメリットとデメリットの両面から考えるということになります。

経営者の現在の判断が、1年後、3年後、5年後の売上に影響を与えます。
メリットだけに目をやって、リスクのことを考えないと、調子に乗った時に思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあるかもしれません。
逆にリスクのことばかりを考えて何もしないと、せっかくのチャンスを逃すことにもなりかねません。

神様ではないので未来のことを見通すことはできませんが、正確な判断をするためのバランス感覚が必要なことは間違いないでしょう。。

算多きは勝ち、算少なきは勝たず

成功するには計画や準備をきちんとしなくてはいけないということです。

経営に関して言えば、中期経営計画や事業計画を作成している企業は中小企業では少ないようです。
「がむしゃらに一生懸命頑張ったら、いつの間にかここまで来てました」というのは結果だけ見たら良いのかもしれません。
しかしそれは言葉は悪いですが「適当に歩いていたらたまたま目的地についた」とも言えるのではないでしょうか。

世の経営者様はみな頑張っていらっしゃいますが、どこに向かってどんなペースで、どのような手段で向かうのかという事前の計画があるからこそ、より努力も報われやすくなりますし、再現もしやすくなると考えられます。
経営者様の判断に、企業だけでなく従業員の生活もかかっているわけですから、成功するための計画や準備を念入りに行うべきではないでしょうか。

善く戦う者はこれを勢いに求めて人に責めず

戦上手な指揮官は、全体が勢いに乗ることを重視し、兵士個人の能力に過度に頼ろうとはしないということです。

もちろん、個人個人のスキルアップは重要なことは言うまでもありませんが、組織全体がまとまっていないと個々の力も十分に発揮できないのではないでしょうか。
アリストテレスも「全体とは部分の総和以上のなにかである」と述べていますが、組織全体が活性化し、一つの方向に向かうようにすることで個人の力がより発揮されやすくなり、全体として強くなるのは企業やチームスポーツなどでもイメージが付きやすいと思います。

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