意見を無視する

意見を無視する

本日は平成27年度中小企業診断士2次試験の筆記試験の合格発表でした。
努力が実られた方、おめでとうございます。
残念だった方、お疲れ様でした。
試験までの努力は決して無駄ではないと思いますので、来年は是非とも合格を勝ち取ってください。

さて、診断士試験の2次試験では新しい商品やサービスを考えるという問題が出題されることがあります。
試験では、出題者の手間や試験時間の関係上、それを考えて終わりなのは仕方がありませんが、実際は考えただけで終わりではないはずです。

サプライヤー(商品・サービスの提供側)が提供するベネフィットと市場のニーズが交差した上で、サプライヤーが設定したい価格と市場・顧客が払っても良いと思う金額の折り合いがついたところが実際の金額になると思います。
その上で、売れて利益を上げられなければ、そもそも商品・サービスになりえません。

そこまで設定してようやくスタートなのか、実際に売れてからがスタートなのか、はたまた別の地点なのか、考え方や商品・サービスによって異なるでしょうが、考えただけで終わりでないことは間違いありません。

新商品・サービスを考えている頭の中では上手くいっても、実際はどうなるのか分かりません。
ですが、世の中に完璧な商品が無いように、非の打ち所がないとダメなのかと言われるとそれはそれで違うと思います。

この辺りは、実際に開発して、売ってみないと肌感覚として分からないのかなと感じました。
特に、経験はないものの、知識がある人だと原理原則や理想論と比較してしまいますので、経験のない人の意見をどこまで参考にするか考えた上で取捨選択する必要があります。

しかし、経験があると無条件で参考になるとも言い切れないでしょう。
例えば中小企業診断士2次試験の合格者は、ほぼ全員が1度しか合格したことがありません。
ですから、どうすれば合格できるのかは人によって言うことがまちまちだったりします。
意見の内容よりもその根拠から考えて取捨選択をしたり、共通点を見い出したりする必要がありそうです。

顧客の言うことをそのまま真に受けても、良い(売れる)商品・サービスは作れないように、意見も時には無視することも必要かなとも思っていますが、いかがでしょうか。

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