改善すべきWebサイト(前編)

事業などをなされている場合は、何らかの目的や、期待される効果を想定してWebサイトを作ることになります。
実際に期待されている以上の効果があるのかどうかは、別途調べるなりしないと正確なところは分かりません。
ですが、見ただけでこれはどうにかした方が良いなと思うWebサイトも多々あります。

いくつか例を挙げて紹介したいと思いますので、自社のWebサイトが該当していないか、もし該当していた場合は改善案の一つとしてご参考ください。

[case:1] 意味のないキービジュアル

Webサイトは最初の3秒で、そのサイトを見るか見ないかの判断をすると言われています。
そのためキービジュアル(トップページの上の方にある大きな画像)で訪問者の心を掴まなくてはいけません。

キービジュアルがビルの写真や握手している写真のサイトをまれに見かけます。
なんとなくビジネスっぽい雰囲気ではありますが、3秒で貴社のサイトをもっと見たいと思わせるための訴求が「なんとなくビジネスっぽい」で良いのでしょうか?
一番目立つキービジュアルで的確な訴求をしないで、なんとなくビジネスっぽい画像を使用しているのは、せっかく訪問していただいた人を追い返しているのと同じです。

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技術力が売りの会社がその技術力を訴求するより、誰だか分からない2人の握手している写真を見せることにどういうメリットがあるのでしょう?
長年培ってきた実績と信頼感が売りの会社が、それらを訴求しないで別に自社ビルでもなんでもないビルの写真を見せることにどういう意味があるのでしょう?
商圏が近県のみ企業なのにスーツを着た外人の写真っておかしいですよね。

そんなキービジュアルのWebサイトだという企業様は早めに対策した方が良いです。
制作会社がそんなキービジュアルのデザインを出して来たら、そんな会社には任せないようにしましょう。
制作会社のWebサイトがそんなキービジュアルだったら、そんなところに頼んではいけません。

[case:2] よく分からないキャッチコピー

キービジュアルと同時に目に入るのは、キービジュアル上にあるキャッチコピーです。
そのキャッチコピーでキャッチできなければ、キャッチコピーの意味がありません。

顧客に提供するベネフィットを表現できていますか?
なんとなく雰囲気だけで、意味がよく分からない、奇をてらったコピーを使用していませんか?

例えば、気軽に相談できるように、敷居の低さを訴求することを目的とした弁護士事務所のコピーとして以下のどれが適当だと思いますか?

  1. 〇〇弁護士事務所はハートウォーミングな弁護士事務所です。
  2. 頭はクールに、心はホットに。〇〇弁護士事務所。
  3. デジタル時代に、アナログなハートで対応する弁護士事務所です。

1は、ストレートすぎでうまいコピーではありませんが、これぐらいベタなものの方が分かりやすいと思います。
2は、言いたいことは分からなくはないですが、変にひねろう、格好つけようとすると結局伝わりません。
3は、自分で例として考えておきながら意味がよく分かりません。アナログなハートっていうものが良いものであるという認識を双方がもっていないと成り立ちませんね。

アクセス解析の結果、トップページの直帰率が高い場合はキャッチコピーが訪問者のベネフィットに訴求できていないのかもしれません。
一度、コピーを変えてみて反応を確認してみたらいかがでしょうか?

[case:3] 前時代的

無理に流行りを取り入れる必要はないのですが、デザインが前時代的なサイトは作ったまま放置しているような印象を与えかねません。
Webサイトの重要性は企業によって異なるでしょうが、少なくとも人に見ていただきたくて作ったもののはずです。
それが古臭くて悪印象を与えるなら、リニューアルすべきでしょう。

どういったものが古臭いのかが分からないのであれば、同業他社のWebサイトをいくつかご覧になってみてください。
サイトの幅(これは次で説明いたします)、パーツのデザイン、余白、文字のあしらいなど、古臭いものがどういうものか分かると思います。

作成時のデザインが最新の物かどうかはともかくとして、3年、長くても5年を目安にリニューアルすることをお勧めいたします。
中期経営計画の策定の際のステークホルダーやユーザーへの訴求内容の変更に合わせて(変わらなかったにせよ)Webサイトのリニューアルを行うということです。

[case:4] サイトの横幅が狭い(600px~700pxぐらい)

ディスプレイの解像度もどんどん大きくなっています。
今よりも低い解像度の時に作ったサイトは、現在通常使用されているディスプレイで見たら非常に横幅が狭く、文字も小さかったり行間も狭くなっていることが多いです。

単に古臭い印象を与えるだけでなく、スマートフォンや、タブレット端末が存在していなかった、また一般的ではなかった時代に作られているものは現在のWebの閲覧環境では見づらくなってしまっている可能性もあります。
何より古いまま放置していること自体が悪印象を与えかねません。

何らかの意図があって、あえてそういう幅にしているのなら別ですが、Yahoo!のトップページを基準にして、その2/3ぐらいしか無いような幅のサイトはリニューアルを検討しましょう。

後半に続きます。

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