釣り餌

釣り餌

私はイチゴクリームが大好物だが、魚はどういうわけかミミズが大好物だ。
だから魚釣りをする場合、自分のことは考えず、魚の好物のことを考える。

デール・カーネギー

魚釣りをしない方でも、魚を釣るにあたって自分の好きなものではなく、釣りたい魚の好きなものを餌にするということはご存知ですね。

ですが、会社案内やWebサイト、パンフレットなど、企業で使用する制作物の良し悪しを、ターゲットのことを考えずに自分の好き嫌いで判断しがちです。
視覚から入ってくるもの以外の情報がなかったり、視界から入ってくるもの以外の情報を活用する意識がないなら、そうなってしまっても仕方がありません。

解決策

会社案内やWebサイト、パンフレットなど、企業で使用する制作物依頼時に、経営理念や事業ドメイン(誰に、何を、どのように)などを説明すると思います。
デザインを提出してもらう際に、デザインを見せてもらうよりも先にそれらをどう汲み取って形にしたのか、デザインのコンセプトをテキストや口頭で説明してもらうようにしましょう。
もちろん、その説明が見当違いでしたらどんなデザインを提出されたとしても、それは無意味なものになります。

その上で、デザインを確認しながらコンセプトにどう沿っているのかを説明してもらえば、判断材料をもった状態でデザインの確認ができるはずです。

双方にメリットがあります

また、それは制作側にも非常にメリットがあります。
自分の好みでデザインの良し悪しを判断されてしまうと、依頼している本人にさえよく分かっていない「好み」というものに合致するよう、手探りで何度も何度も作り直しながら制作することになります。
それによって時間も非常にかかるうえに、当然ながら制作側のモチベーションだって下がります。

ですが、デザインをロジックで判断してもらえるなら、制作サイドはロジックに沿って制作することができるので、仕事が非常にしやすくなります。
依頼者の好みを探りながら作るよりも制作期間も短くなる上、基準が明確なので制作物のクオリティも高まります。
また、さらに良い提案や別のアプローチの提案などもしてもらいやすくなるということもありえます。

結論

実際問題として「経験や知識が無い方でもここだけ見ればOK」と言えるような、都合の良いポイントなどありません。
判断するには当然ながら経験や知識が必要です。
ですが、必要なものはイチゴクリームじゃなくてミミズだということを意識するだけでも大きく変わります。
その点を意識して判断されてはいかがでしょうか。

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