Webサイトの制作依頼をするべき業者の選び方(中編)

前回の続きです。

Webサイトの制作依頼をするべき業者の選び方(中編)

実際に問い合わせる相手の選定

「Web制作+(地域名)」「ホームページ作成+(地域名)」などで色々検索してみてください。
いくつもヒットしますが、いきなり1社に決めてしまわないで、何社かにアイデアを出してもらって比較するのがベターだと思います。
まずは候補をいくつか挙げて、それぞれの業者のWebサイトを見てください。

候補にするかどうかの判断のポイントは以下の通りです。

1.Webサイトを見た時に惹かれるかどうか、詳しく知りたいと思うかどうか

初めてそのWebサイトを訪問した時、3秒でもっと見るか、見るのを止めるかを判断すると言われています。
訪問者に自社を訴求できないのに、他者の訴求はできません。

2.実際に読んでいて知りたいことが書かれているか、知りたい情報に少ない手順でアクセスできるか

Webサイトを検索して訪れる人は、こういうことを知りたいという目的があります。
何が知りたいかは閲覧する人によって異なりますが、想定したことを先回りして提示することができないなら、それは効果的なWebサイトではありません。
例えば、「過去にクライアントの売上を上げた実績を知りたい」と思ってWebサイトを訪問したら、実績のページがなかった場合、依頼や問い合わせをしたいと思うでしょうか?

3.実績のページに案件ごとの意図やコンセプトなどの説明があるか

ただ「こういうWebサイトを作りました」だけでなく、ちゃんとした説明がされている業者にしましょう。
効果や結果が書かれていたら、なお良しです。
制作した効果・結果を提示できているというのは、納品後のフォローができているということです。
納品してそれで終わり、結果に対する責任も負いませんという業者と付き合っても仕方がありません。

取りあえず、この3点で判断してみてください。
要するに、訪問者に対して訴求できている会社に依頼するということです。
繰り返しになりますが、自社の訴求もできていないのに、他社の訴求ができる訳がありません。

避けた方が良いケース

良い会社を探すのは難しいですが、悪い会社は簡単です。
以下に該当する場合は避けた方が良いでしょう。

グリグリ動いてかっこいいサイト・かっこいいけどテキスト情報などが極端に少ないサイト

制作会社のWebサイトは直接受注をするために一般企業向けに作られたものと、広告代理店向けに技術やセンスをアピールするものの2種類があります。
この条件に当てはまるのは概ね後者で、そもそも訴求対象が異なるため、デザイン・技術以外のことがWebサイトから分かりづらいので、避けた方が無難です。

Webサイトが前時代的なデザイン

色々見ていると制作を請け負う業者のWebサイトのデザインも、前時代的なものと最新のデザインを取り入れているもの色々あることが分かると思います。
最新のデザインや流行りを取り入れるのが必ずしも良い訳ではないですが、「できない」と「やらない」では天と地ほどの差があります。
面倒なことですが、制作会社は忙しいので自社のサイトを放置しているところも多いです。
そうなると、スキルやセンスが前時代的なのか、ただ忙しいから自社のWebサイトを放置しているのは判断ができませんが、制作実績で判断するか、そういった業者は思い切って候補から外すようにしましょう。
前時代的の具体的な例ですが、ページの幅がyahooと比較して極端に小さい会社、文章の行間がやたら狭いサイトです。
現在、Webデザインの流れとして、ディスプレイの解像度が大きくなるのに伴ってページの幅やフォントサイズを大きくなっている傾向にありますが、それに対応していないという判断ができます。

メインのビジュアルが握手している写真、ビルの写真、その他何を表しているのかよく分からない画像を使用している

以前にも意味のない画像を使うなと書きましたが、Webサイトが表示されて、訪問者に一番訴求ができるビジュアルに、訪問者を惹きつけない、さして意味をなさない画像を使用する時点で、その会社はたいしたものは作れません。
何度も繰り返しますが、自社の訴求ができないのに、他者の訴求はできません。

過去に制作したデザインが全部同じパターン

UI(ユーザーインターフェース)の関係上、メニューがページ上部か左に来るのは仕方がないのですが、他のコンテンツの配置などが同じパターンなのは、クライアントがどうあれ、訴求内容・対象がどうあれ、テンプレートに流し込むだけのやっつけ仕事しかしていないだけですので、避けた方が無難です。

リース

一頃に比べたらWebサイトのリース業者は減りましたが、詐欺の可能性大です。
「イニシャルコストゼロで作成できます。保守管理費用を〇年間、毎月×万円いただきます」そういう契約を行って、そもそも保守の必要が無いサイトの料金を払い続けさせたり、実際には何もしないという業者です。
止めたくても、リースだと一度契約すると解約ができません(結局残金を全額払うことになる)。
中小企業庁も注意喚起しています。

次回は業者との折衝時における選定方法をご紹介します。

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