Webサイト制作依頼時にやってはいけないこと(後編)

前回の続きです。

Webサイト制作依頼時にやってはいけないこと(後編)

[その5] パクる

不動産関連の企業様で、Webサイトのデザインを近所の弁護士事務所のサイト(良いと思ったところがたまたま近所だったのでしょうが)をパクって作ってくれと言われたことがあります。
Webデザインも、HTMLのソースも、cssも全て著作権がありますので、安易にパクる指示を出すのは止めましょう。

詳しくは書けませんが、その会社がWebサイトを作成する理由は、弁護士の先生に「うちはちゃんとした商売をやっていますよ」ということをアピールするためなんだそうです。

[その6] 半端な知識を持ち出す

どこかのセミナーで聞いてきたのか、半端な知識や専門用語(本当に分かってる?と思うこともしばしばあります)を持ち出すケースです。
SEOに関してが一番多いでしょうか。

仮にそれが部分最適化に繋がるとします。
ですが、部分最適化が全体最適化に繋がるとは限りません。
サイト全体を考えて構成やデザインを作成しますので、その部分最適化が成功に繋がるかどうかは別の話です。

[その7] 印刷してデザイン確認をする

誤字脱字がないかの確認をプリントアウトして行うのは良いのですが(ディスプレイの文字を長時間見るのは大変なので、むしろそちらの方が良いでしょう)、デザインや色味の確認を印刷ですべきではありません。
一般の複合機やプリンターでは正確に色の再現ができませんし、そもそも本来ディスプレイ見る物ですから、ディスプレイでどんな見え方をするのかをチェックしましょう。

ディスプレイで見る物は、ディスプレイで確認しましょう。
タブレット端末で見る物は、タブレット端末で確認しましょう。
スマートフォンで見る物は、スマートフォンで確認しましょう。

[その8] 上司→部下の順番でチェックする

あるナショナルクライアントでの話です。

その会社はデザインのチェックを上司から順番に行っていました(デザインをプリントアウトしたものに、チェックした順番にハンコが押してあるのです)。
上司がある部分にダメを出して、その後で部下が他に問題はないとしてOKしてしまうと仕事をしていないと思われる、だから無理やりどうでも良いことをダメを出すということをやっていました。
必然的に、修正する必要のないところに修正指示を出すことになり、その分料金がかさんでしまっていました。
チェックをするなら、部下から順に行いましょう。

[その9]データをアナログで渡す

Wordで作成した資料をプリントしてFAXで送ってくる。
写真素材用にと渡されたのがパンフレットのデータ(aiファイル)じゃなくて、パンフレットの実物だった。
CI(企業ロゴ)は封筒に印刷されてるから、それを使って。
文章の変更を電話で。

なんかデザイナーあるあるみたいになってしまいましたが、データはデジタルで渡しましょう。
文言の加筆や変更なんてメールなり、WordなりExcelなりで送れば、コピー&ペーストで済むのですが、手書きの(しかも走り書きで、なんて書いてあるのか分からない文字があったりすると)制作側の手間が増えるので、その分時間がかかるし、ミスの確率が高くなります。
文字を画像にしてそれをExcelに貼り付けて送ってきたので、結局それを見ながら自分で入力するはめになったということもありますけど(実話です)。
Excelの資料をプリントアウトして、ペンで指示を書き込み、スキャンしてpdf化したものを送ってくる(実話です)。
しかもそのpdfはページごとに向きがバラバラ(実話です)。

tiffファイルにjpgと拡張子をつけて送ってくる(実話です)。
Webなのに色をCMYKで指定(実話です)。
Webなのに単位がmm(実話です)。
…すみません、これらはただのデザイナーあるあるでした。

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