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きっかけ

以下は、wikipediaでCategory:ジャズのジャンルにあったジャズの分類です。

  • アシッドジャズ
  • アフロ・キューバン・ジャズ
  • ウエストコースト・ジャズ
  • エレクトロ・スウィング
  • クール・ジャズ
  • ジプシー・スウィング
  • ジャズ・ファンク
  • ジャズ・ロック
  • シンフォニックジャズ
  • スウィング・ジャズ
  • スムーズジャズ
  • ディキシーランド・ジャズ
  • ニュージャズ
  • ニューオーリンズ・ジャズ
  • ハード・バップ
  • パンク・ジャズ
  • ビバップ
  • ファンキー・ジャズ
  • フュージョン
  • フリー・ジャズ
  • メインストリーム・ジャズ
  • モダン・ジャズ
  • モード・ジャズ
  • ラテンジャズ

日本人やイギリス人はこういった細かいカテゴライズが好きなんだそうで、演奏している本人は自分たちは○○ジャズをやっているとは意識していないケースも多々あろうかと思います。
ジャズの帝王、マイルス・デイビスは新しい要素をどんどん取り入れていましたが「俺の音楽をジャズと呼ぶな」と言ったのは有名な話です。

では、なぜ細かくカテゴライズするのかというと、CDやレコードなどの音源は実際に聴いてみないと内容が分からないので、カテゴライズすることで顧客側にある程度の情報を与えて購買しやすくするためだと考えられます。
あまり細かいカテゴライズでは逆効果なこともあるでしょうが、買い手の利便性と売り手の都合と言えるでしょう。

さて、2017年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者のリチャード・セイラーはナッジ理論というものを提唱しています。
ナッジ(nudge)とは日本語で肘で軽くつくという意味で、消費者に行動を促すきっかけのことを言います。
リチャード・セイラーは「判断が難しくてまれにしか起こらず、フィードバックがすぐに得られず、状況の文脈を簡単に理解できる言葉に置き換えるのが難しい意思決定をするときに、ナッジが必要になる」と述べています。

ナッジが必要な商品・サービスの例として、ダイエット、喫煙、住宅ローンなど挙げています。
すぐに結果(良い結果、悪い結果)や効果が分からない上、選択の頻度が少ないために経験を生かしにくい製品・サービスを取り扱っている事業者も多かろうかと思います。
価格が高額であれば、さらに顧客は慎重になるでしょう。

使ってもらえれば良さが分かります、食べてもらえれば良さが分かりますでは訴求になっていません。
顧客にとって購買に至る判断ができるだけの情報ではないからです。
まずは選択肢に加えるきっかけを作る必要があります。

今まで、なぜ顧客に選ばれていたのでしょうか?
それを踏まえて自社の製品・サービスを選んでもらうためのナッジを考えられないでしょうか?