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デザインの共通化

BMWと言われると、特徴的なフロントグリルをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
キドニーグリルと言のですが、キドニー(kidney)とは英語で腎臓の意味で、1933年発売のモデルから、採用されなかったものもいくつかあるものの、現在までずっと採用されています。

自動車のグリルは外部からエンジンルームに空気を取り入れるためにあるものです。
つまり、エンジンを動かすのに空気と燃料を混ぜる必要がある一般の車には必要ですが、電気自動車にはグリルは不要です。

しかし、BMWは電気自動車もフロント部分を同様の形状にしています。
機能的には意味がなくても、一目見たらBMWの車だと分かるようにしている訳です。
走っている車が、BMW車やBMWの企業の宣伝広告になっているとも言えるでしょう。

それに対して、日本車メーカーは共通のデザインという意識が弱いようです。
マツダは唯一の例外で、各車のデザインを共通化しています。
どれを見ても同じように見えますし、共通されたデザインが気に入られないと、どの車も買ってもらえないというリスクはあります。
ですが、トヨタや日産、ホンダと比較して流通台数の少ないマツダは、デザインを共通化することでどの車を見てもマツダのイメージを抱いてもらいやすくなります。

さて、中小企業は製品を世に送り出しても、大抵は大手企業ほどの数を流通されることはできません。
BMWやマツダに倣って、複数の製品のデザインを共通化することで、ブランドイメージの訴求や店舗の棚に並んだ時のインパクトを向上させるように、製品やパッケージのデザインに工夫はできないでしょうか。