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データと感覚

データと感覚

毎日暑い日がつづきます。
ご存知の方も多いと思いますが、観測するための気温というのはそこら辺の気温を測っている訳ではなく、百葉箱の中の温度を測っています……というのは過去の話で、今は強制通風筒というものがメジャーなんだそうです。
いずれにせよアスファルトからの熱や直射日光を排した気温であることには違いがありません。

だから、舗装されたアスファルトの道路に立っている時の、周辺の温度は発表されたものよりもさらに高いものになります。
つまり、気象庁が発表する数値と実際に感じる気温とでは、程度の違いはあれ差があるということです。

さて、統計情報は経営判断をするにあたって重要な基準の一つになります。
商圏の人口はどうなっているのか、人口構成がどうなっているのか、マクロ的には正しい情報だとは思いますが、ミクロ的にも正しいかどうかは分かりません。
例えば、少子高齢化で高齢者の数が増えていても、高齢者向けの商品・サービスの全ての市場が拡大しているとは限りません。
逆に子供向けの市場で拡大している市場もあるかもしれません。
データだけでなく、現場感覚も加味して考える必要があるのはご納得いただけるかと思います。

では、現場感覚が全てにおいて正しいかというと、それも疑問があります。
気温で例えると、自分の周囲しか分からないこと、熱さ寒さにはある程度適応できるために微妙な変化は分かりづらい、加えて長期的な変化までは分からないなどが挙げられるでしょうか。
同様に、現場感覚だけでは正確に分からないこともあるのではないでしょうか。

何事にも言えることかもしれませんが、どちらかだけに頼ってしまうと正確なことは分からないのかもしれません。
データと感覚と両方のバランスを取る必要があると思われますが、いかがでしょうか。