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プラスネジとマイナスネジ

ネジというと、溝や穴の形に様々なものがあります。
一般的なプラスネジやマイナスネジ以外にも、六角形の穴のものや、星形のものなど色々ありますが、一般的なものとして流通しているのはやはりプラスネジとマイナスネジでしょうか。
しかし、流通量を比較すると圧倒的にプラスネジの方が多いそうですが、なぜでしょうか?

登場自体はマイナスネジの方が古いようです。
1935年にアメリカでプラスネジが誕生し、自動車産業を中心に広がったそうです。
なぜ後からできたプラスネジの方が広がったかというと、理由はまさに穴の形にあります。

締めてしまうとプラスネジであろうがマイナスネジであろうが関係ありません。
しかし、プラスネジとマイナスネジとでは締める、緩めるときの効率が違います。

マイナスネジを締めたり緩めたりした時にドライバーがずれたことはありませんか?
プラスネジであれば、プラス型の穴のためにドライバーがずれないということと、マイナスネジの場合は回すときに力のかかる点が2つなのに対して、プラスネジは4つあるため、回すのにマイナスネジよりも力が不要、つまり作業効率が高いという点が理由だと考えられます。

締める、緩めるという機能において差があるということであれば、マイナスネジがまだ残っている理由は何でしょうか?

理由はやはりその溝の形にあります。
ドライバーを使用して、締めたり緩めたりといったことはプラスネジの方に軍配が上がるのですが、プラスネジの場合は穴が汚れなどでふさがるとドライバーが入りにくくなります。
マイナスネジの場合は一直線の溝のため、汚れが詰まっていてもドライバーで掻き出すことができます。
そのため、汚れやすいような場所ではマイナスネジが使用されているという訳です。

相対的にマイナスネジが汚れに強いというのは結果論でしかありませんが、汚れる場所でも使用できるという新たな価値が生まれたとも言えるでしょう。

後から出てきた商品にメインの機能で劣っていても、他にメリットを見つけ出せるのであれば、商品の寿命は伸ばせるという好例だと思い、ご紹介しました。