取り残される従業員

取り残される従業員

先日、とあるフリーランスの方と話をさせていただいたときのことです。
ゲームのメーカーなどに出向いて、3Dのモデリングをやるというのがメインのお仕事なんだそうですが、当然ながら同様の仕事をする従業員の方より収入は上なんだそうです。
報酬を支払うメーカー側にすると、社会保険の負担もないし、人件費という固定費ではなく外注費という変動費にできるため、結果として費用が下がります。
1回のプロジェクト当たりの単価が従業員より高くなっても、トータルで見るとメーカー側の負担は小さくなります。

収入そのものはメーカーに勤めている同職種の方よりも高いので、出向先のメーカーの方からも収入の面であれこれ言われることも有るそうです。
その時に「じゃあ独立すれば?」と言うと皆が黙るそうです。

スキルに自信があって、現在の境遇に不満があるなら独立・企業という選択肢があります(必ずしもスキルがある=食べていけるという訳ではありませんが)。
私がかつて勤めていた会社にも仕事中にSkypeで人(社長だったり、他の従業員だったり)の悪口をやり取りするのが日課の人がいました。
毎日文句を言っているにも関わらず、結局転職するなり、独立するなりしないのは、自分自身に市場価値がないと思っているからなのかどうかは分かりませんが、リスクを負うことができないのは間違いありません。

人間ですから愚痴の一つや二つをこぼす程度なら普通でしょう。
しかし、自分から境遇を変えよう、不満の解消のために自分から変わろうということをしないのであれば、昨今AIや働き方改革が取りざたされていますが、今後の環境の変化の中で取り残される可能性が出てきます。

そんな安全な環境の中で文句を言っているだけのモラトリアムな従業員など放っておけば良いと言われればそれまでですが、周囲に悪影響を及ぼしかねませんし、必要なだけの仕事をやるのであれば戦力には違いがありません。
従業員と向き合えば解決するとまでは言い切れませんが、従業員と個別に話し合う時間などを設けてみてはいかがでしょうか。
不満の原因を聞くだけでも、お互いにとって前進にならないでしょうか。

ご依頼やご相談、お問い合わせなどはこちらより受け付けております。
初回のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください