和了らない役満よりも和了った平和

和了らない役満よりも和了った平和

麻雀が分からない人には伝わらない話で恐縮です。

題名の通り、どんな役でも和了しなければO点で、平和のみを和了った1,000点よりも点数は低いんです。

さて、製品のコモディティ化が進む今日において、機能や品質のみで差別化が難しいため、経済産業省・特許庁が著名デザイナー、デザイン担当役員、知的財産担当、経営コンサルタント、学者を集めて「産業競争力とデザインを考える研究会」なるものを立ち上げました。
11回に渡る協議の末、2018年5月23日に「デザイン経営」宣言という形で提案がなされました。

内容はデザインによる我が国企業の競争力強化をしましょうということなんですが、具体的施策の一番目にCDO(Chief Development Officer)、CCO(Chief Content Officer)、CXO(Chief Experience Officer)などのデザイン責任者の経営チームへの参加というのがあります。
中小企業には難しそうな話ですし、大企業ならできるのかと言われるとそれもどうなのかという印象を持ちました。

さて、どんなに素晴らしい計画だったとしても、実行しなければ一歩も前に進みません。
逆に、それなりの計画であったとしても、実行すればそれなりの分は前進します。

「デザイン経営」宣言や、コンサルタントの提案も同じです。
提案の中身がどんなに素晴らしかろうが、実行しようと思っていただけなければ意味がありません。
また、実行しようと思っていただいたとしても、実行できなければやっぱり意味がありません。
中味がそれなりの提案でも、実行しようと思っていただき、実際に実行していただければ、それなりの分は前進します。

もちろん、素晴らしい計画を立てるなと言っている訳ではありません。
計画は実行しようと思えること、実行できることが前提ということです。

ちなみに、「デザイン経営」宣言は、デザインの活用という点は同意できるのですが、和了らない役満どころか和了らない喰いタン(30符1翻)って感じでした。

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